日本最古の地下街とされる「浅草地下街」(東京都台東区)にある雑貨店で大麻を所持したとして、警視庁は14日、雑貨店経営荒川岳大(27)=東京都足立区=と妻の季美(31)=同=の両容疑者を大麻取締法違反(営利目的所持)容疑で逮捕し、発表した。荒川容疑者は「営利目的ではない」と否認し、季美容疑者は黙秘しているという。
浅草署によると、2人は2024年6月11日、経営する雑貨店「PAPIZONDON」で大麻約0.65グラムを所持した疑いがある。店で「大麻みたいなものを売っている」という通報があり、同庁が捜査していた。
店舗のほか、自宅からも約250グラムの大麻が見つかったといい、署は同法違反容疑で今年7月27日に2人を逮捕していた。