Smiley face
写真・図版
1945年8月14日、爆撃を受け、黒煙に覆われる大阪砲兵工廠(こうしょう)。中央は大阪城=米軍撮影

 太平洋戦争の終戦前日から、当日の未明にかけて、国内6都市が米軍のB29による爆撃を受け、少なくとも2千人以上が犠牲となった。

 狙われたのは大阪市、山口県の光、岩国両市、秋田市土崎、群馬県伊勢崎市、埼玉県熊谷市。

 空襲が計画された段階では和平交渉が行われていたが、「日本側が交渉を遅らせようとしていると思われる」として、決行された。

終戦直前に行われた空襲。なぜ、この6都市が狙われたのでしょうか。

 1945年8月14日午後1…

共有