五山の送り火で、大文字を見る人や、振り返って船形の送り火を見る人たち=2025年8月16日午後8時10分、京都市北区、新井義顕撮影 お盆に迎えた先祖の霊をあの世に送る古都の伝統行事「五山送り火」が16日夜、京都市であった。「大」の文字や船の図形などが市街地を囲む山々に浮かび、地元の人たちが手を合わせた。 午後8時、如意ケ嶽(にょいがたけ)(京都市左京区)に大文字と呼ばれる「大」の文字が点火された。その後、東から西へ「妙法」の文字、船の図形、左大文字と呼ばれる「大」の文字、鳥居の図形の順に浮かび上がった。