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米アラスカ州アンカレッジのエルメンドルフ・リチャードソン統合基地で2025年8月15日、米ロ首脳会談を終え、大統領専用機に乗り込むトランプ米大統領=AP

 米アラスカ州で開かれた米ロ首脳会談を受けて、欧州主要国の首脳らは17日午後、ウクライナ情勢を協議するオンライン会合を開催する。ウクライナのゼレンスキー大統領が18日に米ワシントンでトランプ大統領と会談するのを前に、欧州側の結束を確認し、意見を調整する狙いがある。

 仏大統領府の16日の発表によると、会合は仏独英3カ国の首脳が主催する。ウクライナを支援する「有志連合」の会合との位置づけで、ロシアによる将来の再侵攻を防ぐためにウクライナへの「安全の保証」の提供が議題の中心になるとみられる。

 15日の米ロ首脳会談をめぐって、欧州諸国の首脳はトランプ氏の取り組みを歓迎する一方、米ロ両国がウクライナの頭越しに領土問題などの重要事項を決定することを警戒してきた。交渉の前提として、ウクライナが求める無条件の即時停戦を実現する必要性を訴えている。

トランプ氏「安全の保証を提供する用意がある」

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 仏大統領府によると、仏独英…

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