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体を動かしながら「たいそうだいすき」の読み聞かせをする山崎さん=新潟市西区の翠松保育園
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 新潟大学の大学院を今春修了した女性が、「子どもたちが体操したくなる絵本」づくりに挑戦している。子どもたちに読み聞かせをしながら、体を動かす機会を提供するのが狙いで、普及を図るためのプロジェクトも立ち上げた。絵本は自費出版の予定で、多くの保育園や家庭で活用してもらうために、印刷にかかる費用などをクラウドファンディング(CF)で募っている。

 新潟市西区の山崎幸歩(ゆきほ)さん(26)。看護師の資格を取得後、新潟大学の養護教諭特別別科で1年間学んだ。さらに同大大学院で「絵本を用いた健康教育」をテーマに2年間、研究に取り組んだ。

 絵本はその2年間の成果で、現在はスケッチブックに絵と文を描いた状態。「たいそうだいすき」と題され、サルやウシ、ブタ、ウサギなどのキャラクターが登場し、さまざまなポーズをとる場面が続く。子どもたちに読み聞かせながら、ポーズをまねてもらうことで、自然に体が動く仕掛けになっている。

すぐに「疲れた」と寝転がる子どもたちを見て

 「そらをみあげてからだをの…

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