政治団体「再生の道」の石丸伸二代表(43)は27日、東京都内で記者会見を開き、9月16日付で代表を退く考えを表明した。自ら政治団体を立ち上げてから、半年あまり。この間に何があり、石丸氏と再生の道は今後、何をめざすのか。
記者会見の会場に50人ほどの報道関係者らが集まるなか、石丸氏は新たな代表を選ぶ手続きとスケジュールを公表した。
その説明によると、代表を決めるための選考会を実施する方針で、まずは8月末まで候補者を募集。今後も再生の道で活動するメンバーが9月15日に投票し、新たな代表を決めるという。
立候補できるのは、再生の道から今夏の都議選、参院選に立候補したメンバーに限定。石丸氏は立候補できず、新代表の決定に伴って代表を退任することになる。
再生の道は都議選と参院選で計52人の公認候補を擁立したが、全員が落選したばかりだった。
「選挙の責任をとるとらないの話じゃない」
1時間半の会見で石丸氏は「…