レバノン南部で活動する国連の平和維持部隊「レバノン暫定駐留軍」(UNIFIL)が来年いっぱいで任務を終えることになった。隣国イスラエルと戦火を交え、レバノン国軍をはるかにしのぐ戦力を誇るイスラム教シーア派組織ヒズボラの出方が今後の情勢のカギを握ることになりそうだ。
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28日の国連安全保障理事会で採択された決議案にUNIFILの来年末での任務終了が盛り込まれたのは、その活動に否定的なイスラエルに同調した米国が任務延長に反対したためだ。
イスラエル外務省は28日、決議を歓迎する声明を発表。「UNIFILは長年にわたり、活動地域内で続くヒズボラの軍備増強を阻止することに完全に失敗してきた」と主張した。
迫られた妥協と垣間見える不安
だが、ほかの理事国からは「…