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編み笠をかぶり踊る人たち=2025年9月1日午後6時47分、富山市八尾町、杜宇萱撮影
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 編み笠を深くかぶった踊り手たちがぼんぼりの淡い光の中を練り歩く。約300年の歴史を持つ伝統行事「越中八尾(やつお)おわら風の盆」が1日夕、富山市八尾町で始まった。

 風の神をしずめ、五穀豊穣(ごこくほうじょう)を祈る祭りが呼び名の由来とされる。日が傾き始めるころ、富山県民謡越中八尾おわら保存会11支部の町それぞれが特色ある「町流し」をスタート。三味線や胡弓(こきゅう)の哀愁を帯びた調べに合わせて舞う姿に、多くの人たちが魅了されていた。

 祭りは3日まで。夕方から深夜まで交通規制が敷かれる。詳細はおわら風の盆行事運営委員会の公式サイト(https://www.owara-gyoujiunei.com/index.html別ウインドウで開きます)へ。

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