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9月10日午前5時30分現在の雨雲の動き=気象庁ウェブサイトから

 気象庁は10日午前5時27分、長崎県南部で、線状降水帯による非常に激しい雨が同じ場所で降り続いているとして、「顕著な大雨に関する情報」を発表した。さらに同5時57分、熊本県天草・芦北地方でも線状降水帯が発生し、非常に激しい雨が同じ場所で降り続いていると発表した。命に危険が及ぶ土砂災害や洪水などの危険性が急激に高まっているとして、注意を呼びかけている。

 気象庁によると、レーダーによる解析から、長崎県南島原市付近では同5時57分までの1時間に約78ミリの雨が降ったとみられる。

 島根県と鳥取県でも10日昼前から夕方にかけて、線状降水帯が発生して大雨による災害発生の危険度が急激に高まる可能性があるという。

 JR西日本は10日、大雨の影響で山陽新幹線が午前6時47分から広島-小倉間で運転を見合わせていたが、午前7時25分に運転を再開したと発表した。

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