韓国・現代自動車などが米ジョージア州で建設中の工場で、従業員475人が不法に滞在しているとして移民当局に拘束された問題で、韓国側が用意した帰国のためのチャーター機に、拘束された日本人3人も同乗する方向で日本政府が調整していることがわかった。日本政府関係者が10日、明らかにした。
工場は現代自動車と韓国電池大手LGエナジーソリューションによる合弁会社が建設している。韓国外交省によると拘束者のうち300人以上が韓国籍で、日本人も3人含まれていた。
チャーター機は現地時間の10日に韓国に向けて出発する予定だったが、韓国外交省は「現地時間10日の出発は米側の事情により難しくなった」としている。