経済同友会は11日午前、臨時理事会を開催し、違法性が疑われるサプリメントをめぐって家宅捜索を受けた新浪剛史代表幹事=活動自粛中=の処遇を審議する「会員倫理審査会」を設置することを決めた。
審査会は同日設置され、委員は同友会の理事4人、監査役1人。氏名は議論の公正性を担保するために公表しないとした。新浪氏が代表幹事を続けることの適切性に関する資格や資質について論点を整理し、理事会に報告する。理事会はその後、新浪氏の処遇を審議し、必要な決議を行う。今月中をめどに結論を得たい考えだ。
同友会は併せて、新浪氏の職務代行者に岩井睦雄・筆頭副代表幹事(日本たばこ産業会長)を選任した。
また、日本生産性本部は、新浪氏が10日付で理事を退任したと発表した。本人から申し出があったという。
新浪氏は8月22日、麻薬取…