パレスチナ自治区ガザでの戦闘をめぐり、イスラエル軍は16日、北部ガザ市で15日から地上侵攻を開始したと発表した。イスラム組織ハマスに対する攻撃の新たな段階としている。人口が密集する最大都市への攻撃激化で、住民の被害拡大は避けられない状況だ。
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軍の発表によると、過去1週間で空爆により850以上の標的および数百人の戦闘員を攻撃した。15日からは、地上部隊がガザ市の新たな地域に向けて進軍を開始した。地元メディア「タイムズ・オブ・イスラエル」によると、軍は今後ガザ市の中心部に進軍し、包囲する計画としているという。
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