Smiley face
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 高知県四万十市の中村幼稚園(岡俊二園長)の園児約110人が5日、園内のプールでアユのつかみ取りに挑戦した。四万十川の自然とアユの魅力を感じてもらおうと、四万十川中央漁業協同組合が企画した。

 この日未明、台風15号が県内に上陸したが、午前には台風一過の青空が広がった。四万十川に見立てたプール(縦6メートル、幅4メートル)に、体長約20センチの大きな養殖アユ約700匹が放たれた。

 「両手でつかまえろ」「でかいぞ!」

 園児たちは水しぶきをあげながら夢中でアユを追いかけた。最初はおそるおそるでも慣れると一度に2匹をつかまえる子も。1人で14匹をつかまえた西村光桜(みお)さん(6)は「アユはヌルヌルしていたけど、いっぱいつかまえて楽しかった」と笑顔を見せた。

 園児たちはアユを持ち帰り、家庭で塩焼きなどにして味わった。

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