脳腫瘍(しゅよう)と大腸がんで闘病中であることを公表したロックバンド「LUNA SEA」のドラマーで、神奈川県秦野市の「ふるさと大使」を務める真矢さんの快復を願い、同市は応援メッセージの受け付けを始めた。23日まで。
真矢さんが数々のイベントに参加し、市の魅力発信や地元の活性化に貢献したとして、「これまでの感謝を示し、激励の思いを届ける」という。真矢さんは今月27、28の両日に開かれる「秦野たばこ祭」に、車いすで参加する意向を示している。集まったメッセージは会場に掲示し、本人にも渡す予定。
真矢さん、自身のSNSで感謝の言葉
病気公表後に多くの応援の声が寄せられていることを受けて、真矢さんは自身のSNSでメッセージを発信した。メンバーやスタッフに加えて、「秦野の皆さま」と記し、「愛のあるメッセージを本当にありがとうございます」「みんなのメッセージにどれだけ支えられた事でしょう」と、感謝の言葉を伝えた。
さらに、「今はやっと 一人で立つ事ができて スマホの文字も打つスピードが早くなってきました 今までスマホのロック画面の解除に5分とかかかってましたから笑笑 やっと生きてるというか 生かされている実感が湧いてきました 体も運動能力的には小学校にも満たないくらいだと思いますが 今すごく幸せです」とつづった。
応援メッセージの受け付けボックスは、秦野市役所本庁舎1階玄関(午前8時半~午後5時15分)と小田急線秦野駅構内の市観光案内所(午前9時~午後5時。土・日曜、祝日は午前8時から)に設置している。備え付けの名刺サイズの用紙にメッセージを書き、投函する。