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訃報

 計量経済学の権威で、ノーベル経済学賞の有力候補とみられていた米スタンフォード大名誉教授の雨宮健(あめみや・たけし)さんが2月25日、誤嚥(ごえん)性肺炎のため、自宅で死去した。90歳だった。

 幼いころに米国にあこがれを抱き、国際基督教大を卒業して渡米した。博士号を米ジョンズ・ホプキンス大で取得するなど、主に米国で研究。データが不十分でも確率論で推定して実態に近づく分析手法を築いた功績などで知られ、世界中の研究者に論文が引用された。2000年のノーベル経済学賞を受賞したマクファデン氏、ヘックマン氏の実証研究でも、雨宮さんの研究が理論的な基盤になっている。

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