【動画】最大震度7の地震が発生した熊本県内、一夜明けた被害の状況=飯野祐平、熊倉隆広撮影
熊本県を震源とする最大震度7の地震が7月28日午後4時27分、発生しました。これまでに分かっている被害状況、交通や経済への影響、地震の原因などを随時更新してお伝えします。
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(1)被害の状況
(2)イオン爆発
(3)鉄道・高速は
(4)経済活動への影響は
(5)国の動き、高市首相は
(6)寄付・ボランティア
(7)なぜ地震発生?
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(1)被害の状況は 死者38人に
熊本県によると、8月2日午後2時時点で、死者は38人。うち、災害関連死の疑いが1人、地震との関係を確認中が2人。人的被害は計152人となった。
県によると、地震後に車中で避難をしていた県内の70代の女性が死亡。熱中症の症状があり、発見当時、車のガソリンが切れており、クーラーは止まった状態だったという。
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住家被害は4042棟。全壊181棟、大規模半壊20棟、半壊225棟など。避難所は206カ所で8556人が避難。八代市や宇城市、氷川町など5市町の計4万6700戸で断水が続いた。
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(2)イオンでは 爆発、7人死亡 全員が専門店の従業員
イオンモール熊本(嘉島町)では、7人の死亡が確認され、全員がテナント(専門店)の従業員だった。
イオンは7月29日に記者会見を開いた。吉田昭夫社長らの説明によると、揺れが収まった後に客を屋外へ避難誘導し、午後5時には完了。それから50分後の午後5時50分ごろ、爆発が起きたという。
- 【当時の様子をまとめて解説】
【動画】イオンモール熊本の爆発の瞬間=関係者提供
何が爆発したのか。吉田社長は「ガス漏れの可能性が高い」との認識を示した。
なぜ、館内に従業員が残っていたのか。吉田社長は「少数の人が残っていたのか、それともいったん出て、また入ったのかは確認できていない」と説明した。
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【動画】爆発が起きたイオンモール熊本の内部を捜索する様子=警察庁提供
また、爆発で従業員2人が命を落とした雑貨店の運営会社「ハビタ」の湯瀬剛二取締役(64)は3日、地震後に従業員2人が避難後、店長を通じて2人にレジの売上金を金庫に移すよう求めたことを明らかにした。
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(3)交通は 九州新幹線、8月中の全線運行再開は困難
九州新幹線は運転を見合わせていた博多―熊本間で、7月31日午前に運転を再開。博多―筑後船小屋間はすでに再開していた。
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一方、JR九州は31日午後、熊本―鹿児島中央の8月中の全線運行再開は困難との見通しを明らかにした。
新水俣―鹿児島中央については点検と復旧工事が完了し次第、再開できる見込みだが、熊本―新水俣は復旧に大幅な時間を要するという。
在来線については、鹿児島線の宇土―八代の8月中の運行再開は困難だという。

高速道路は、九州自動車道(松橋IC―えびのIC)と南九州自動車道(八代JCT―日奈久IC)の通行止めが続いている。
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(4)経済への影響は
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(5)国の動き 高市首相「必要な予算手当を行っていく」
高市早苗首相は7月31日午後、首相官邸での「非常災害対策本部会議」で、警察と消防が通報を受けた救助事案について「現時点で対応が終了したと報告を受けた」と明らかにした。
また政府は、被災した熊本県と同県内の10市9町1村に対し、総額616億円の普通交付税を前倒しで支給することを決めた。首相は「今後も必要な予算手当を行っていく」と述べた。
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(6)寄付・ボランティア 県に義援金口座
熊本県は、被災者に分配される義援金口座を開き、受け付けを始めた(https://www.pref.kumamoto.jp/soshiki/27/274572.html
)。アンテナショップである銀座熊本館(東京都中央区)、県大阪事務所(大阪市、大阪駅前第3ビル21階)などに義援金箱を設置した。

インターネットからも寄付できる。総合ポータルサイトYahoo! JAPANは、「令和8年熊本地震緊急支援募金」の特設サイト(https://donation.yahoo.co.jp/promo/20260728.html
)を開いている。
被災地では、一部の地域で8月1日から災害ボランティアの受け入れを始めた。ただ、木村敬知事は「被害が深刻な地域は、地元の態勢が整うまでお待ちいただきたい」と述べた。
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(7)なぜ地震発生? 10年前から警戒されていた活断層
震度7を観測した今回の地震の震源になったのは、日奈久(ひなぐ)断層帯という活断層とみられる。2016年の熊本地震を起こした布田川(ふたがわ)断層帯の延長線上にあることから、続けて地震を起こす可能性がある「割れ残り」の場所として警戒されていた。
日奈久断層帯は、熊本県益城町から八代海にかけての山際を北東―南西方向に走り、全体の長さは約81キロ。国の地震調査委員会の評価では、陸側の日奈久区間でマグニチュード(M)7.5程度、八代海区間でM7.3程度の地震が想定され、全体が活動するとM8.0になるとされる。日奈久断層帯の北東側の一部は16年の熊本地震の前震で活動したとみられ、その東につながる布田川断層帯が本震を起こしている。
今回の地震発生の翌日以降も、7月29日と8月1日に最大震度5弱の地震が発生した。
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