【動画】資源循環の取り組み=伊澤友之撮影
日本は資源に乏しい国といわれる。中東ホルムズ海峡危機でも、その弱点があらわになった。ただ、一度買い入れた資源を国内で繰り返し使う「環(わ)」を大きくし、定着させられれば、新たな強みにできるかもしれない。
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希少金属(レアメタル)のタングステンは、切削や研磨に使う超硬工具や、半導体メモリーの配線部品、リチウムイオン電池の正極材などに使われ、日本のものづくりを支える鉱物だ。経済産業省が定義する31種類のレアメタルの一つで、高温にも耐え、摩耗しにくいなどの特徴がある。

このタングステンを原料から精製して素材として出荷する、国内有数の拠点が秋田市にある。非鉄大手・三菱マテリアル傘下の日本新金属秋田工場。ここで原料に使われるのは、輸入された鉱石だけでなく、日本で使い古されたドリルの刃先やビー玉大の球状、切りくずの粉などのスクラップだ。
このリサイクル工程が始まる…






