【動画】米軍が撮影した太平洋戦争中の映像を大分の市民団体が解析し公開した=豊の国宇佐市塾提供
太平洋戦争中に米軍側が撮影した映像の解析に取り組む大分県の市民団体は12日、攻撃を受ける日本艦隊のカラー映像を報道機関に公開した。戦艦「大和」の沈没直前とみられる映像もあり、専門家は「大和の可能性は高いと推定される」としている。
市民団体は同県宇佐市の「豊(とよ)の国宇佐市塾」。米国立公文書館から入手した映像を米軍の戦闘報告書や日本側の記録などと照合し、日時や場所が特定できたものを2011年以降、年1回程度公開している。今回は1945年2~8月に12道県で撮影された17本計8分28秒の映像を公開した。
このうち、大和に関する映像は2本(計1分22秒)で、米軍機の搭乗員が手持ちカメラで撮影したもの。
1本は大和が沈没した同年4…