安定的な皇位継承に向けた皇族数の確保をめぐる与野党協議が17日、始まった。次世代の皇位継承権者が秋篠宮家の長男悠仁さま(17)のみとなるなか、皇族数の確保は喫緊の課題だ。各党の意見の隔たりは大きく、難航は避けられない見通し。この議論をどうみるのか、象徴天皇制について研究する名古屋大学大学院の河西秀哉准教授に聞いた。
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退位により上皇ご夫妻が公務から退き、結婚により秋篠宮ご夫妻の長女小室眞子さんは皇室を離れました。皇族方が減り、皇室全体で高齢化が進んでいるにもかかわらず、公務は減っていない。
また、被災地訪問など時代の要請に応えるための公務も出てきており、1人の皇族に対しての負担が大きくなっているのは間違いありません。
皇族数減少により皇室の活動…