イランのライシ大統領がヘリコプターの墜落で死亡したことを受け、イラン当局は20日、高官らによるチームを北西部東アゼルバイジャン州の墜落現場に派遣し、原因などに関する調査を始めた。イラン国営通信が伝えた。調査終了後に結果を公表するとしている。
また、ライシ師の後任を選ぶ大統領選を6月28日に行うと発表した。政府系メヘル通信が伝えた。ライシ師に代わって暫定大統領を務めるモフベル第1副大統領とガリバフ国会議長、エジェイ司法長官の三者が20日に協議して決めた。
イラン憲法の規定では、大統領が死亡などで欠けた場合、第1副大統領がその職務を引き継ぐ。そのうえで、国会議長、司法長官との三者で協議会をつくり、50日以内に大統領選を実施すると定められている。
協議会はこの日、候補者の登…