三井住友銀行は、個人向けの新たな業態の店舗「Olive LOUNGE(オリーブラウンジ)」を、東京のJR渋谷駅近くに開く。大手コーヒーチェーンのスターバックスコーヒーなどが同居し、従来よりも「開かれた空間」で顧客の相談にのる。
27日にオープンする新店舗は、三井住友銀行渋谷支店を改装し、1階が銀行とスタバ、2階は来店者が仕事をできるコワーキングスペースとした。地下1階には、元々あった金庫を生かした個室などがある。蔦屋書店を展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブと構想を練った。
サービスのデジタル化などに伴い、三井住友銀行は従来店舗の見直しを進めている。全400店のうち250店について、商業施設の中に入居させる「ストア化」を進める予定だ。新業態のオリーブラウンジも10月に東京都内と大阪府内で1カ所ずつオープンする。
23日には報道関係者向けの…