植物学者・牧野富太郎博士の名前を冠した「マキノゴケ」の群生地が、博士の故郷・高知県佐川町で見つかった。
町は新たな観光スポットとしてPRする計画だ。
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マキノゴケは1898年、牧野が千葉県で見つけ、生物学上の「属名」に牧野の名を冠した唯一の植物だ。
日本全国の山地に群生し、濃緑の葉は柔らかく、辺縁部が波状になっているのが特徴だ。
高知大理工学部の片桐知之講師が今月中旬、同町の牧野公園で30センチ四方ほどと比較的大規模に群生しているマキノゴケを発見した。
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