「大逆転だ! これは伝説に残るぞ」
古橋崇志プロの実況が、この日一番熱を帯びた。
解説の三浦智博プロも「手が入ったのは間違いないですが、道中の手組みが見事。わずかな可能性をとりにいって、最善手を打って、その結果アガリをものにして逆転。プロ冥利(みょうり)に尽きる内容」と興奮した様子で続けた。
親番が無くなり、トップ目と最大4万1千点差があったアベマズ・松本吉弘。大逆転までの道中、目先の満貫には目もくれず、より高く険しい道を選び、見事に登り切ってみせた。
元Mリーガーの朝倉康心プロは「絶望的な状況でも、しっかりプランを持ってやれることをやった結果が出た。まだ若いが経験豊富で、場面に応じて打ち方を変えられる姿が見事」と評する。
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場面はアベマズ・松本吉弘…