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加茂水族館とともに作った「かもすいかるた」を手にする東北芸術工科大の学生たち=山形市上桜田3丁目
  • 写真・図版

 クラゲで知られる山形県鶴岡市立加茂水族館の指導を受け、大学生が水辺の命の不思議や美しさ、水族館の面白さを学べるクイズとかるたを作った。同館ウェブサイト(https://kamo-kurage.jp/school/artkamo/別ウインドウで開きます)で公開されている。

 東北芸術工科大(山形市)美術科・総合美術コースの瀬戸けいた准教授のゼミの4年生6人が、昨年から制作してきた。3年前に同館と始めた「Art Kamo(アートカモ)」という取り組みで、これまでに図鑑や絵本が公開されている。

 浅賀映海さん(21)、佐藤真実さん(21)、藤沢実吏さん(22)はクイズ形式の「きみもうみのけんきゅうしゃ!」を作った。スマートフォンやパソコンで見ることができ、浅賀さんは「加茂水族館らしい問題で、自然環境や水生生物の知識を楽しく学べます」。

 「かもすいかるた」は木内駿さん(21)、野口新史さん(21)、横山真優さん(22)が考えた。データをダウンロードし、絵札と読み札を印刷すればいい。野口さんは「かるたなら、遊びを通して幅広いことを伝えられる。山形弁の読み札もあるので、お楽しみに」とアピールしている。(坂田達郎)

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