7月1日の「びわ湖の日」にちなんで、コンビニ大手のローソンとスーパー大手の平和堂は、滋賀県産の食材を使った記念商品を期間限定で発売する。それぞれの担当者は「近畿エリア全体で販売する。びわ湖の日の取り組みを応援したい」(ローソン)、「滋賀県の豊かな恵みを味わっていただき、琵琶湖のサステイナビリティー(持続可能性)に貢献したい」(平和堂)としている。
ローソンは25日から約4週間、近畿の計約2500店で発売する(商品がなくなり次第終了)。「近江牛すき焼きおにぎり」「近江牛コロッケサンド」「近江牛カレーパン」「苺のエクレア」の4商品。おにぎりは、近江牛のうまみをより味わってもらうため、のりを使っていないという。エクレアは滋賀県産のイチゴ「みおしずく」のジュレを使用した。「琵琶湖を連想するネーミング。記念商品にふさわしい」
平和堂は27日から7月1日まで、県内のアル・プラザ、平和堂、フレンドマート計69店で。「近江牛入りキーマカレー」と「2層仕立てのこだわりクリームパン」の2商品。キーマカレーは3分の1日分の野菜がとれる。辛さ控えめなので子どもも楽しめるという。クリームパンは滋賀県産小麦「あみんちゅ」を配合し、日本酪農協同滋賀工場の「毎日びわこ牛乳」を使ったオリジナルクリームがポイント。「地元の牛乳を使ったおいしい商品。びわこ牛乳も買ってほしい」とアピールしている。(武部真明)