大リーグは3日(日本時間4日)、米国各地で行われ、ドジャースの大谷翔平はジャイアンツ戦に「2番・指名打者」で出場し、七回にエンゼルスからの移籍後初となる今季1号のソロ本塁打を放った。大リーグ通算172本とし、ヤンキースなどで活躍した松井秀喜の持つ日本選手最多記録まで3本に迫った。
カブスの鈴木誠也はロッキーズ戦に「2番・右翼」で出て、五回に2試合連続の今季2号ソロを放つなど、3安打4打点の活躍。レッドソックスの吉田正尚はアスレチックス戦に「5番・指名打者」で出場し、4打数1安打だった。
- 才能、見逃していませんか 大谷翔平のスカウトが明かす人材見極め術
フラストレーション、晴らした
硬い表情でダイヤモンドを回った。ドジャースの大谷翔平は、ベンチの前で仲間からヒマワリの種を掛けられる祝福を受け、ようやくほほえんだ。
七回2死走者なしで迎えた第4打席だった。外角高めに浮いたシンカーを完璧に捉える。ライナー性の打球が右中間スタンドに突き刺さった。
開幕9試合目、41打席目でつかんだ初アーチ。2年前の8試合目、31打席目を超え、7季目の大リーグで最も遅いシーズン1号となった。
「早く打ちたい、早く打ちた…