宮城県教育委員会は11日、酒気帯び運転をしたとして、県立支援学校岩沼高等学園の男性教諭(52)を懲戒免職処分にしたと発表した。
男性教諭は4月22日早朝に焼酎を飲み、その後、自家用車を運転。自宅から通院先の病院に向かう途中に立ち寄ったコンビニで警察官の呼気検査を受け、基準値以上のアルコールが検出された。5月22日付で運転免許取り消し処分となった。
県教委はこの日、勤務先の職員室で2人きりになった同僚の女性職員に計3度抱きついて精神的苦痛を与えたとして、公立小学校の男性教員(53)を停職9カ月の懲戒処分にしたほか、顧問を務める運動部を巡って不適切な公金処理があったとして、県立高校の男性教員(41)を減給6カ月の懲戒処分にしたことも発表した。(中島嘉克)