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タワマン規制について議論した内容を発表する神戸市外国語大の学生=2024年7月16日午後4時26分、神戸市西区、小川聡仁撮影
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 連載「A-stories 8がけ社会とまちの未来」では、神戸市外国語大学(神戸市西区)で人口減少問題などを研究する中嶋圭介准教授のゼミと連携しました。連載で取り上げた各テーマをゼミ所属の3、4年生も議論し、「8がけ社会」の対応策や解決策を考えました。(議論の過程や7月16日の中嶋ゼミでの発表から記者がまとめました)

テーマ 神戸市のタワーマンション規制は是か非か

 「タワマンもニュータウンも抱える問題は同じ。縦か横の違いに過ぎない」

 地域コミュニティーができにくく、若い世代が一気に入ってはその後一気に高齢化する。人口急増で小学校が不足する――。タワマンの将来的なリスクは、かつてのニュータウンと大して変わらない。大阪市出身の塩見陸久さん(国際関係学科4年)は、神戸市の「タワマン規制」の是非を考え始めて、こう思った。

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キーワードは「自然」と「企業」

 まずはタワマンのある街のデ…

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