【動画】兵庫県の片山安孝副知事が一連の文書問題の責任を取り、きょう退任。斎藤元彦知事も取材に応じた。
兵庫県の斎藤元彦知事らが内部告発された問題をめぐり、「県政に停滞と混乱を招いた」として今月末での辞職を表明していた片山安孝副知事が31日、報道陣の取材に応じた。主なやりとりは以下の通り。
――今の思いは。
「3年近く副知事として、県政の発展に自分が出来ることは何かということで自分なりにつとめてきたつもりだ。この間一緒に仕事をさせていただいた職員の皆さん、関係者の皆さんにお礼を申し上げたい」
――改めて知事に言いたいことは。
「政治家としての出処進退は知事ご本人が判断するべきものだという考えに変わりはないが、状況は刻一刻と変わっていっている。例えば県内の市町長から知事は辞職して県民に信を問うべきであるという話が出た。また、経済界からも県政の混乱を心配する声が出ている。こうしたことを知事はご判断されるうえで十分認識されるべきではないかと思っている」
――今日(知事、2人の副知事に次ぐ立場の)小橋浩一理事が総務部付に異動(降格)となった。
「僕と小橋理事とで二人三脚…