阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で7日に開幕する第106回全国高校野球選手権大会に、6年ぶり16回目の出場を決めた報徳学園の壮行会が1日、神戸市中央区の神戸朝日ビルであった。
県高野連の楠田俊夫会長が「全国屈指の投手力があり、日本一を狙えるチャンスが十分にある。最高の景色を甲子園で見られるように頑張ってください」と激励した。
報徳学園の大角健二監督は「(2年連続で準優勝した)春の選抜大会以上に、夏の兵庫大会はしんどかった。ほかのチームのレベルの高さを痛感した」と振り返った。
兵庫大会の決勝で完封するなどチームを引っ張るエース今朝丸裕喜投手(3年)は「甲子園でも完封勝利をして日本一を目指す。球速は最速151キロを更新したいです」と話した。
全国選手権大会の組み合わせ抽選会は、4日午後2時から大阪市北区のフェスティバルホールである。(森直由)