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2001年9月11日、米ニューヨークの世界貿易センタービル崩壊後にブルックリンから見るマンハッタンは煙が立ち込めていた=AP

 米国防総省は7月31日、2001年9月11日に起きた米同時多発テロの首謀者の一人、ハリド・シェイク・モハメド被告ら3人と司法取引で合意したと発表した。内容は明らかにしていないが、米紙ニューヨーク・タイムズによると、死刑ではなく終身刑とするのと引き換えに、共謀罪や殺人罪を認めるという。

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 国際テロ組織アルカイダの幹部だったモハメド被告らはキューバ・グアンタナモ基地の特別軍事法廷で公判前手続きが続いていた。今回合意したのは、同時多発テロを計画したなどとして08年と12年に訴追された5人のうちの3人。

 ニューヨーク・タイムズによ…

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