米半導体大手インテルは1日、全従業員の15%超の人員を削減すると発表した。同社は、急成長する生成AI(人工知能)向けの分野で米エヌビディアに後れを取っており、赤字が続くなか大規模なコスト削減を迫られた。
米メディアによると、削減の対象は1万5千人にのぼる。同社はまた、今年10~12月期から配当の支払いも停止すると明らかにした。
この日発表した2024年4~6月期決算は、売上高が前年同期比1%減の128億ドル(約1.9兆円)、純損益は16億ドル(約2380億円)の赤字(前年同期は15億ドルの黒字)で、2四半期連続の赤字となった。発表を受け、同社の株価は1日の時間外取引で一時、終値から約20%急落した。
パット・ゲルシンガー最高経…