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興南―大阪桐蔭 三回裏大阪桐蔭1死三塁、宮本楽(左)に適時打を打たれた興南の投手田崎=加藤哉撮影
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(8日、第106回全国高校野球選手権大会1回戦 興南0―5大阪桐蔭)

 興南にとって惜しまれるのは、一、三回に先頭打者が出塁しながら、バント失敗で送れず先制できなかったこと。「うちらしくない野球をしてしまった」と我喜屋監督は悔やんだ。

 大阪桐蔭打線との対決が注目された好左腕の田崎も打ち込まれた。対戦が決まってからビデオを見て「真っすぐ狙いで変化球の打ち損じが多い」と、いつもより変化球が多めの投球で挑んだ。

 しかし、要所で制球が荒れた。三回、吉田に許した適時三塁打はカウント3ボール1ストライクから。「真っすぐを投げるしかないところを狙われた」と田崎。先制されて相手に流れを渡してしまった。

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