第65回新潟県吹奏楽コンクール(県吹奏楽連盟、朝日新聞社主催)の高校Bの部(30人以下)と中学Aの部(50人以下)の代表選考と、小学生の部、大学の部が11日、長岡市立劇場(同市幸町2丁目)で行われた。審査の結果、高校Bは4団体、中学Aは5団体など、計11団体が西関東大会への出場を決めた。
またこの日は、第27回新潟県小学生バンドフェスティバル(同主催)のステージパフォーマンス部門もあり、新潟市立山の下小マリンキッズが西関東大会への出場を決めた。
県吹奏楽コンクール各部門の代表は次の通り。西関東大会の日程、開催地は大会や部門で異なる。
◆高校Bの部
小千谷、帝京長岡、新潟第一、十日町
◆中学Aの部
妙高市立新井、新潟市立関屋、上山、新津第二、燕市立燕
◆小学生の部
【金賞】魚沼市立堀之内
◆大学の部
【金賞】新潟大
「プレッシャー乗り越えた」 高校B・中学Aの各部の演奏後の声は
1番手で登場した小千谷は、「繫(つな)ぐ」を目標に掲げて今大会に臨んだ。曲のつなぎの部分を大事にするという意識づけのほかに、部の伝統をつなぐという意味も込められている。
県大会では過去5大会すべてで金賞を獲得し、うち4大会は西関東大会に進んだ。昨年8月に部長に就任した松田苺佳(まいか)さん(3年)は「先輩方からの伝統を崩してはいけないというプレッシャーがあった」と打ち明ける。
一方で「自分は前に出るタイ…