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朝日新聞社賞を受賞した横浜市立もえぎ野=川崎市スポーツ・文化総合センター

 第73回神奈川県吹奏楽コンクール(県吹奏楽連盟、朝日新聞社主催)の中学B部門が13日、川崎市スポーツ・文化総合センター(川崎市川崎区)であった。33校が参加し、横浜市立もえぎ野が最高賞の朝日新聞社賞を受賞した。同校を含む金賞の11校が9月21日に千葉県君津市である東関東吹奏楽コンクールに出場する。結果は次の通り。

 【金賞・県代表】横浜市立上郷、横浜市立中和田、川崎市立玉川、川崎市立東高津、横浜市立もえぎ野、伊勢原市立伊勢原、相模原中等教育、横浜市立上の宮、川崎市立金程、横浜市立蒔田、川崎市立稲田

 【銀賞】海老名市立今泉、横浜市立栗田谷、葉山町立南郷、相模女子大中、横浜市立仲尾台、横須賀市立大津、厚木市立睦合、横浜市立いずみ野、横浜市立あざみ野、横浜市立洋光台第一、伊勢原市立中沢、南足柄市立足柄台

 【銅賞】相模原市立上鶴間、厚木市立荻野、藤沢市立湘南台、横浜市立東山田、逗子市立沼間、大井町立湘光、藤沢市立湘洋、平塚市立大野、茅ケ崎市立円蔵、伊勢原市立山王

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 横浜市立もえぎ野中の1~3年計30人が演奏したのは、「ハンガリー民謡『くじゃく』による変奏曲」。顧問の大木かおり教諭によると、とても難しい曲で演奏されることは少ない。それでも「あえて選んだ」という。

 昨年は銀賞。部長の森田優菜(ゆな)さん(3年、クラリネット)は悔しくて大泣きしたが、今回は金賞と朝日新聞社賞のダブル受賞で、うれし泣きになった。1位をめざして練習してきたから。

 次は東関東大会。そこで金賞をとって、東日本学校吹奏楽大会への出場をめざす。森田さんは「まだ課題はある。一人ひとりの技術面をさらに高めていきたい」と語った。(稲石俊章)

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