「終戦の日」の15日、木原稔防衛相が東京・九段北の靖国神社に参拝した。自衛隊幹部らの集団参拝が問題となるなかでのトップの参拝。日韓関係の改善加速の動きに冷や水を浴びせる懸念もある。
15日朝、木原氏は靖国神社の本殿に入った。約10分間の参拝を終えた木原氏は、「尊い命を犠牲にされた皆様方に哀悼の誠を捧げ、尊崇の念を表した」と記者団に語った。
自民党内でも保守色の強い木原氏。入閣前の昨夏は、同僚議員らと靖国神社に参拝したことをブログに投稿していたが、防衛相就任後は「個人として適切に判断していく」と、表だっては参拝していなかった。
靖国神社はかつて軍国主義の…