(15日、第106回全国高校野球選手権大会2回戦 大社5ー4創成館)
中盤までは創成館の狙い通りだった。三回は山口烈の左前適時打で先取点。同点の六回は単打と二盗で2死二塁とし、小森山仁が一時勝ち越しとなる中前適時打。いずれも、追い込まれる前の直球を狙い打った。相手の左腕馬庭は制球が良く、直球の割合が多かったからだ。ただ、終盤に自慢の守備が乱れて失点。小森山は「粘り負けた」と悔やんだ。
●稙田監督(創) 「先発奥田は想定より良く、五回までいかせた。相手投手も良いので、1、2点の勝負になると読み、継投したが、うまくいかなかった」