16日の東京株式市場で、日経平均株価は5営業日続伸となり、前日より1336円03銭(3.64%)高い3万8062円67銭で取引を終えた。3万8千円台を回復するのは、8月1日以来約2週間ぶり。米国経済が減速する懸念が和らいだほか、外国為替市場で1ドル=149円台まで円安ドル高が進んだことが好感され、全面高となった。
15日の米国市場では、7月の小売業の売上高が市場予想を上回るなど、景気の底堅さを示す経済統計の発表が相次いだ。主要企業でつくるダウ工業株平均は554ドル値上がりした。
米国の中央銀行、連邦準備制度理事会(FRB)による利下げが緩やかになるとの見方が強まり、外国為替市場では、2円ほど円安ドル高が進んだ。16日午後5時時点の円相場は、前日同時刻より1円82銭円安ドル高の1ドル=149円03~05銭。
16日の東京株式市場は買い…