夏のオリンピックが終わった。次は2026年2月のミラノ・コルティナダンペッツォ五輪だ。イタリアのミラノという地での五輪に、フィギュアスケートの友野一希(26)=上野芝スケートクラブ=は強い思いを寄せる。
シーズンの開幕を前に思いを聞いた。
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――昨季はどのようなシーズンでしたか?
「僕はすごく成長を実感できたシーズンだったかなと思っていて。海外の大きな試合に出る機会がなかったっていうのは、悔しいところではあるんですが」
「特に全日本選手権のフリーは、ベストを更新することができた。今、自分が持てるものを全て出した上での日本の中での立ち位置っていうのがはっきりしました」
「大切にすべきところ、主に表現やスケーティングについては自信になりました。一方で、競技をやっている以上はジャンプを伸ばしていかないとな、と思うことができました」
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――全日本が終わった後、山本草太さんや他のスケーターとはどんな話をしましたか?
「もうみんな本当によかった…