(21日、第106回全国高校野球選手権大会準決勝 神村学園1ー2関東第一)
◎…関東第一が堅い守りで、終盤の逆転劇につなげた。四回に1点を先取されると、なお2死二塁で遊撃手市川がゴロを好捕してピンチを脱出。六回から救援した坂井が無失点で流れをつかみ、七回に熊谷の適時二塁打で同点に。相手の敵失で勝ち越した。九回2死一、二塁では中前安打を中堅手飛田がバックホーム。二塁走者をアウトにし、最後まで自慢の守りが生きた。神村学園は今村が直球と落ちる変化球を織り交ぜて8回2失点で完投。打線は四回に上川床が適時打を放ったが、その後は関東第一の投手陣を打ち崩せず。(室田賢)