来年2月の任期満了に伴う岐阜県知事選をめぐり、県内21市と19町村の首長が22日、自民党の渡辺猛之参院議員(56)=岐阜選挙区=に立候補を要請した。渡辺氏は「立候補への意欲がさらに高まった」と応じた。
岐阜市内のホテルで水野光二・瑞浪市長、宇佐美晃三・大野町長ら5市町村長が要請書を手渡した。水野市長は「有志の思いを一つの形にした。前回は保守分裂の選挙だったが、今回は思いを一つにまとめたいと思い、意思統一ができた」と話した。知事選には元内閣府大臣官房審議官の江崎禎英(よしひで)氏(59)が立候補を表明している。