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多くの人が取り残されている太魯閣渓谷の入り口には落石が残っていた=2024年4月6日、花蓮県、高田正幸撮影
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 台湾東部沖を震源とする地震で、台湾の災害対策本部は7日午前、外国人2人を含む6人と連絡が取れなくなっていると明らかにした。落石被害が深刻だった東部花蓮県の景勝地・太魯閣(タロコ)渓谷で捜索が続いており、300人以上がホテルなどに足止めされている。

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 同本部の発表によると、7日午前8時現在で行方不明は6人で、うち2人はオーストラリアのパスポートを所持するシンガポール人。地震が起きた3日朝に太魯閣行きのバスに乗り、終点の手前で途中下車したとみられるという。登山道では落石の下敷きになった3人の遺体も見つかっており、身元の確認を進めている。これまでに身元が判明した死者は13人、負傷者は1133人にのぼっている。

 一方、足止めになっている約300人についても7日中に救出を進める予定としている。

 現地にはドローン(無人機)を使って捜索を進めるため、トルコの捜索隊7人が入った。トルコは昨年2月に5万人以上が亡くなる大地震に見舞われるなど、地震が頻発する国として知られる。(北京=畑宗太郎)

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