北海道吹奏楽コンクールに参加した小学生から一般までの全145団体中、最少の10人で中学Cに挑んだ名寄風連。全道出場は実に30年ぶりで、部員たちは初めて憧れのKitaraの舞台を踏んだ。
- 北海道吹奏楽コンクール中学C 東川、小清水、旭川が東日本へ
演奏したのは「フーレン・ラプソディ」。鈴木舜弥先生が、大学の恩師である阿部俊祐さんに依頼して作曲してもらったオリジナル曲だ。
10人という極小編成のため、演奏できる楽譜が限られるのが悩み。そんななか、地元から吹奏楽部に寄付があった。鈴木先生は「この寄付金を使って、1人1人が活躍できるパートがある、子どもたちが成長できる曲を作ってもらおう」と考えた。
6月14日。完成した曲を初…