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北摂栗を収穫する生産者=猪名川町、JA兵庫六甲提供
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 阪神地域北部の宝塚市、川西市、猪名川町で栽培された秋の味覚「北摂栗」の収穫が始まった。10日から販売する。

 この地域では古くから栗が栽培され、JA兵庫六甲の北摂栗生産者は現在約100人。年間約15トンを出荷している。今年は猛暑だったが、栗の出来は上々だという。

 「北摂栗」ブランドとして、まず売り出す品種は、近年新たに登録された「ぽろたん」。渋皮がむきやすいのが特徴だ。今月下旬からは、風味、大きさ、形の三拍子がそろい、「栗の王様」と呼ばれる「銀寄(ぎんよせ)」を出荷する。

 販売場所は「農協市場館西谷夢市場」(宝塚市)、「ファーマーズマーケット スマイル阪神」(伊丹市)、「道の駅いながわ」(猪名川町)など。問い合わせはJA兵庫六甲猪名川営農支援センター(072・767・8020)。

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