バルト3国のラトビアの国防省は8日、同国東部で7日にロシアのドローン(無人機)が墜落したと明らかにした。ラトビアの隣国ベラルーシから領空侵犯したとみられるという。国防省は、加盟する北大西洋条約機構(NATO)に報告するとした。
ラトビアのリンケービッチ大統領は8日、X(旧ツイッター)で「NATOの東側ではこうした事案が増えており、集団で対処しなければならない」と訴えた。一方、同じくNATO加盟国のルーマニアの外務省も8日、ロシアのドローンが領空侵犯したと発表。「強く非難する」とした。(ブリュッセル=森岡みづほ)