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万博会場への水上ルート
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 来年4月に始まる大阪・関西万博の会場となる大阪湾の埋め立て島、夢洲(ゆめしま)(大阪市此花区)と、堺市との間で船を運航する実験が21日あった。万博会場への行き来の大半は地下鉄やバスが担うが、船は堺市のほか神戸や淡路島などから乗り換えなしで早く着くのが強みだ。

 実験運航は、大阪の船会社などでつくる「大阪シティクルーズ推進協議会」が万博に向けて舟運を盛り上げようと実施した。200人乗りの客船が大阪市此花区のユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)の近くの船着き場と、堺市の南海電鉄堺駅近くの船着き場からそれぞれ出発し、夢洲の桟橋近くまで約30分で着いた。

 運航したユニバーサルクルーズの三好涼さんは「予約制なので必ず座れるし、乗り換えや渋滞がないため早く着く。夕日や夜景も楽しめる」と話す。実験運航に乗船した利用者に乗り心地やスピード、接客などをアンケートし、万博時の運航に向けて改善を図る。

 万博期間中は、夢洲と神戸港…

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