南アジアの内陸国、ネパールの各地で豪雨による洪水や地滑りが起き、英字紙カトマンズ・ポストは29日、少なくとも112人が死亡、38人が行方不明になったと報じた。けが人も100人を超えているという。
- 「ロシア兵」として戦死したネパール人 妻のもとに送られてきた書類
被害の多くは首都カトマンズや周辺の地域で発生。建物の多くが浸水し、ヘリコプターやボートでの救助作業が行われた。
ネパールや隣国のインドでは例年、6月から9月ごろにかけての雨期に洪水などの被害がたびたび起きている。(ニューデリー=石原孝)