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開幕に向けて建設が進む大阪・関西万博の会場=2024年8月21日、大阪市此花区、朝日放送テレビヘリから、小杉豊和撮影

 2025年大阪・関西万博をめぐり、学校の児童・生徒を引率する教員が会場を下見した後に引率が困難と判断するなどして来場を取りやめる場合、万博を主催する日本国際博覧会協会(万博協会)が無料としていた下見の入場券代を学校側に請求する方針であることがわかった。予定通り来場する場合は請求しない。こうした対応を疑問視する声があがり、万博協会は再検討を始めた。

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 来年4月開幕の万博では、大阪をはじめ近畿6府県が子どもの無料招待事業を実施する予定で、いずれも学校単位での来場を基本としている。

 引率を担うことになる教員にとって重要となるのが会場の下見だ。会場内での移動経路や昼食をとる場所、トイレの位置などをあらかじめ確認しておく必要がある。

 万博協会は1団体につき最大3人まで無料で下見を認める方針。ただし会場での工事が続いているとして、実際に下見ができるのは来年4月13日の開幕以降としている。

 さらに、下見後に「引率が困…

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