Smiley face
ジャニーズ事務所出身でスタート社に所属する28組295人のうち、13組72人が出演した=2024年4月10日午後、東京都文京区の東京ドーム、吉本美奈子撮影
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 「SMILE―UP.(スマイルアップ、旧ジャニーズ事務所)」に所属していたタレントらのマネジメントなどを担う新会社「STARTO ENTERTAINMENT(スタートエンターテイメント)」が10日、東京ドームで初めての公演を開いた。新会社の本格始動となった、この日のコンサートはどんな様子だったのか。

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 午後6時、照明が暗転。東京ドームに集まった観客約5万5千人から歓声が上がり、コンサートが始まった。

 出演したのはスタート社の所属タレント28組295人のうち、13組72人。

 序盤、グループが次々に登場。1曲ずつ披露し、「WEST.」(「ジャニーズWEST」から改名)のメンバー桐山照史さんは、曲の最後に「新しい時代が始まるんだぞ!」と観客に呼びかけた。

 後半は、グループ同士のコラボレーションもあった。過去の合同コンサートでは「SMAP」や「V6」など先輩グループのヒット曲が披露されることが多かったが、今回のコンサートでは歌われなかった。

 最終盤、出演グループが舞台に並んだ。「KAT-TUN」の亀梨和也さんは「これからも素敵な景色を一緒に見ていきましょう」。締めくくりには「SUPER EIGHT」(関ジャニ∞から改名)の村上信五さんが、こうファンに呼びかけた。

 「今日が本当に我々の新たな一歩、スタートだと思います。まだまだ不安もあると思いますが、どうぞ、明るい未来にご一緒にお付き合いいただければ幸いです」

 ファンはどう初公演を見たのか。

 午後8時すぎ。東京ドームか…

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