Smiley face
写真・図版
第101回箱根駅伝予選会を10位で通過し、抱き合って喜ぶ順大の選手たち=吉田耕一郎撮影
  • 写真・図版
  • 写真・図版

 第101回箱根駅伝の予選会が19日、東京都立川市の陸上自衛隊立川駐屯地から昭和記念公園までのハーフマラソン(21・0975キロ)コースに43校が参加し、1位の立大など10校が本大会出場を決めた。各校上位10選手の合計タイムで争った。

 2位に前回予選18位で本大会出場を逃した専大が入った。日本人トップで個人10位だった吉田礼志の中央学院大が5位、個人1位のシャドラック・キップケメイの日大は7位。4位の日体大は初出場から77年連続で本大会に進出。予選通過ラインの10位順大と11位東農大の差はわずか1秒だった。

 来年1月2、3日に開かれる101回大会は前回大会10位までのシード校(青学大、駒大、城西大、東洋大、国学院大、法大、早大、創価大、帝京大、大東大)と、オープン参加の関東学生連合を合わせた計21チームが参加する。

順大が抱えた「継承」への課題

 予選通過のアナウンスが流れると、順大の選手は腕を突き上げ、涙した。ハーフマラソン10人の合計タイムで、出場圏外の11位とわずか1秒差。自信を失いかけていた強豪が、通過ラインの10位に滑り込んだ。

 レース前のプランは「守りを…

共有